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スポーツボランティアの現状を探る
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国内外のスポーツボランティア
スポーツボランティアとは?
そもそもボランティアとは、個人の技能や時間などを自ら進んで提供し、社会に貢献することを指します。ボランティアには、社会福祉に関するものや、環境保護、国際交流のお手伝いなどさまざまな種類があり、そのひとつにスポーツに関するボランティアがあります。
スポーツボランティアには、クラブ・団体の活動を日常的に支えるタイプと、国際競技大会や地域スポーツ大会で活動するタイプ、さらにアスリートが福祉施設や学校などを訪問するボランティアの3つのタイプがあります。
現在、わが国では成人の6.7%(約690万人)、10代では12.7%(約150万人)が、スポーツボランティアを実施しています。
(資料:笹川スポーツ財団「スポーツライフ・データ 2008」、「青少年のスポーツライフ・データ 2010」)
海外のスポーツボランティア事情
スポーツボランティアの活動プログラムが政府によって初めて事業化された国は、ニュージーランドです。ニュージーランドでは、1989年に「VIP※」というボランティア参加プログラムが制定されて以来、政府のスポーツ局(SPARC)により、ボランティアコーチの認知度向上を目的にスポーツボランティアが推進されています。「VIP」はその後、オーストラリア、イギリスに広まり、スポーツ文化のひとつとして定着しています。
※VIP : Volunteer Involvement Program
(資料:山口泰雄 編著「スポーツ・ボランティアへの招待-新しいスポーツ文化の可能性-」世界思想社)
ニューヨークシティマラソンで活動する
ボランティアスタッフ
今後の普及を目指して
わが国でも、各地での多様な取り組みにより、スポーツボランティアが少しずつ普及してきました。スポーツボランティア事情に詳しい山口氏は、さらなる普及のためには、「ボランティアの動機を理解してあげることや、ワークショップを含む充実した研修の開催、リーダーの丁寧な支援が重要である」と話されます。
スポーツボランティアの継続を促すには、スポーツボランティアの認知度を高めることも大切です。また、参加してくれたスタッフに感謝の言葉を頻繁にかけたり、ピンバッチなどのインセンティブを贈ることで、やりがいが増し、継続率の向上を図れるのではないかと考えられます。
神戸大学大学院 人間発達環境学研究科
教授 山口 泰雄 氏
Point
●  スポーツボランティアには、大きく分けて3つのタイプがある
●  スポーツボランティアの活動プログラムが政府によって初めて事業化されたのは、ニュージーランド
●  実施・継続率を上げるためには、スポーツボランティアの認知度の向上とインセンティブ(報償)がカギ!
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