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2017年度 研究助成

笹川スポーツ研究助成「研究奨励の会」

本年度も分野の異なる研究者同士が、多くの交流を通じて、互いの研究発展に寄与することを目的に4月21日、「研究奨励の会」を公益財団法人日本科学協会と共同で開催しました。

「研究成果発表会」では、2016年度採択研究者の代表者4名に貴重な研究成果を発表していただき、フロアの聴講者から多くの質問や意見が出されました。

「決定通知書授与式」では、2017年度採択研究者の代表者3名に、専務理事の渡邉 一利から決定通知書が授与されました。

「研究者交流会」では、昨年度に引き続き「研究成果発表会」の登壇者4名に、パネル発表をしていただきました。研究者間で自身の研究テーマに関する活発な情報交換が行われ、有意義な交流会となりました。

  • 町田 樹 氏

    テーマ1:町田 樹 氏

  • 趙 倩穎 氏

    テーマ2:趙 倩穎 氏

  • 中須賀 巧 氏

    テーマ3:中須賀 巧 氏

日時 2017年4月21日(金)10:00~15:00
場所 ANAインターコンチネンタルホテル東京 地下1階
参加者 370名(採択研究者、その他学識者、スポーツ推進団体、マスメディア関係者など)

2017年度笹川スポーツ研究助成の総評

選考委員長 山口 泰雄(神戸大学大学院 教授)

日本のスポーツは大きな転換期を迎えています。2019年にはラグビーワールドカップ日本大会、2020年は東京オリンピック・パラリンピック、2021年はワールドマスターズゲームズ関西と3年連続でメガイベントが開催され、空前の「みるスポーツ」ブームが到来します。「みるスポーツ」をいかに、「するスポーツ」「ささえるスポーツ」へと拡げ、定着させることができるかが、わが国のスポーツ政策の課題であり、また、研究課題でもあります。

笹川スポーツ研究助成は数少ない「スポーツの人文・社会科学領域」の研究助成です。募集テーマは「スポーツ政策」「スポーツとまちづくり」「子ども・青少年スポーツの振興」です。その中には、スポーツを通してのインクルーシブな社会の実現、共生社会の実現やスポーツにおけるユニバーサルデザイン、国際比較研究なども含まれます。 研究助成を受けられた皆様の研究は、現在、日本が直面している様々な社会課題を、スポーツを通して克服し、さらに未来に向けて進む新たなモデルとして提示することができます。すなわち、スポーツの価値を高めるだけでなく、多様性の尊重や共生社会の実現、健康長寿社会の実現などに対しても貢献できる可能性を持っていることを強調したいと思います。

最後に、採択研究者の皆様に、ひとつお願いがあります。皆様の研究成果は、最終的に報告書として取りまとめます。しかし、報告書を読む人の数は専門領域のほんの一握りの研究者に限定されます。そこで、皆様には、研究成果を国内外において発表し、学会誌や研究誌へ、積極的な論文の投稿をお願いしたいと思います。スポーツの人文社会科学研究で得た知見が、研究者や政策担当者、ジャーナリスト、そして、ステークホルダーの目に触れ、議論とアクションが生まれることによって、はじめて研究成果の社会貢献につながるからです。

2017年度笹川スポーツ研究助成では175件の申請に対して、一般研究と奨励研究を合わせて48件の採択が決定しました。おめでとうございます。皆様の今後の研究活動により、これからのわが国のスポーツ政策やスポーツ振興に寄与する研究成果が得られることを心より願っております。

  • 山口 泰雄氏
  • 奨励の会
  • 奨励の会

2016年度笹川スポーツ研究助成「研究成果発表会」

中村 一樹 氏

テーマスポーツとまちづくりに関する研究

スタジアムへの知覚アクセスが来訪・周遊行動に及ぼす影響
-周辺施設への交通アクセスと情報アクセスを考慮して-

名城大学 准教授 中村 一樹 氏

西館 有沙 氏

テーマスポーツとまちづくりに関する研究

ランニングやジョギングを楽しむランナーと交通弱者の共存
および住み分けの提案

富山大学 准教授 西館 有沙 氏

岩沼 聡一朗 氏

テーマスポーツ政策に関する研究

成人知的障害者におけるロコモティブシンドロームの危険因子と運動実施状況の関連性

帝京科学大学 助教 岩沼 聡一朗 氏

竹村 りょうこ 氏

テーマスポーツ政策に関する研究

一流女性テニス競技者の熟達化に関する研究
-deliberate practice・deliberate playの観点から-

上智大学 講師 竹村 りょうこ 氏

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