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ラグビールール・ポジション・ナンバー

協力:公益財団法人 日本ラグビーフットボール協会

  

  ラグビーとは?

ラグビーのルールは本当に難しいのですが、基本さえ理解しておけば、観戦は楽しめます。

まず、ラグビーの基本概念。"ラグビーは陣取りゲーム"だということです。

1つのボールを2チームの選手が奪い合い、ボールを持って敵地に攻め入るのです。こうして攻め入り、目指す先は敵地のインゴールと呼ばれるスペース。このスペースにボールをグランディングか地面つけることにより得点が認められます。この得点をトライと言います。両チームの選手達は、このトライを得るために、お互い体をぶつけ合い、ボールを奪い合って攻防を繰り返すのです。

それでは次にボールの扱い方です。ボールは、持って走ること、手で放る(パス)こと、足で蹴る(キック)ことが認められています。また、全身のどこにボールが触れても問題はありません。

ただ、このボールの放り方に大きな特徴があります。それは、ボールを前に放ってはいけない、ということです。ボールを放る場合は、自分より後ろにいるプレーヤーにしか放れないのです。

また、得点には、トライ以外にもキックで得られるものがあります。これは、ゴールポストの間のクロスバーより上の空間にボールを蹴り通すことにより認められます。このキックを「ゴールキック」と言います。

  ラグビーのポジションと役割

ラグビーのポジションは、スクラムを組むフォワード8人と攻撃を担いトライを狙うバックス7人に分かれます。

ラグビーのポジションとナンバー(フォワード・バックス)

  フォワード(8人)のポジション名とナンバー・役割

左プロップ:強靭な肉体を誇る縁の下の力持ち【Prop(PR):背番号1番】/フロントロー

スクラムを組む時に、最前列/左側で相手フォワードを組み合うプレーヤーで、体重も重く、がっしりした体型の人が向いています。スクラムでは相手プレーヤーと激しく組み合うので、首も太く頑丈であればなお良しです。プロップとは支柱という意味です。ルースヘッドプロップとも呼ばれます。

フッカー:最前列中央でスクラムをコントロール【Hooker(HO):背番号2番】/フロントロー

スクラムを組む時に、最前列/中央で相手フォワードを組み合うプレーヤーで、スクラムハーフが投げ入れたボールを足でかきだす役割を担います。左右プロップと同様にがっしりした体型の人が向いていますが、スクラムをコントロールし、ボールを足で扱わないといけないので、器用さも求められます。また、ラインアウト時にボールを投げ入れ役(スローワー)となることの多いポジションでもあります。

右プロップ:強靭な肉体を誇る縁の下の力持ち【Prop(PR):背番号3番】/フロントロー

スクラムを組む時に、最前列/右側で相手フォワードを組み合うプレーヤーで、体重も重く、がっしりした体型の人が向いています。チームの中で最重量プレーヤーが担うことの多いポジションです。タイトヘッドプロップとも呼ばれます。

左ロック:チームいちの巨人で空中戦のキーマン【Lock(LO):背番号4番】/セカンドロー

スクラムを組む時に、左プロップとフッカーの後方から押し込むプレーヤーです。がっしりとした体型で、身長の高いプレーヤーが向いています。長身を活かし、ラインアウト時のジャンパーや、キックオフで蹴られたボールの受け手などを担います。

右ロック:チームいちの巨人で空中戦のキーマン【Lock(LO):背番号5番】/セカンドロー

スクラムを組む時に、左プロップとフッカーの後方から押し込むプレーヤーです。がっしりとした体型で、身長の高いプレーヤーが向いています。長身を活かし、ラインアウト時のジャンパーや、キックオフで蹴られたボールの受け手などを担います。

左フランカー:超絶運動量の持ち主でタックルでチームを支える仕事人【Flanker(FL):背番号6番】/サードロー

スクラムを組む時に、後方左端から押し込むプレーヤーです。スクラムにも参加し、バックス陣が攻撃している時にはサポートとして走り回る、大変体力のいるポジションです。

右フランカー:超絶運動量の持ち主でタックルでチームを支える仕事人【Flanker(FL):背番号7番】/サードロー

スクラムを組む時に、後方右端から押し込むプレーヤーです。スクラムにも参加し、左フランカー同様に、大変体力のいるポジションです。

ナンバーエイト:暴れん坊でフォワードの花形【Number 8(No.8):背番号8番】/サードロー

フォワードを最後方からコントロールし、統率するプレーヤーです。スクラム時には、後方に運ばれたボールを手で持ち出して攻撃することもあります。体の大きさ、スピードとパワー、的確な判断力。総合的に高い能力の求められる、フォワードの中で最も華のあるポジションです。また、守備/攻撃の両面においてチームの中心となる、大変重要なポジションです。

ラグビーのポジションとナンバー(フォワード・バックス)

【ラグビーのポジションとナンバー】ラグビーではポジションによって背番号が決められている

  バックス(7人)のポジション名とナンバー・役割

スクラムハーフ:フォワードとバックスを繋ぐパスのスペシャリスト【Scrum Half(SH):背番号9番】/ハーフバックス

スクラム時に、両チームの組み合った中間にボールを投げ入れ、後方に送られてきたボールを手で持ち出す(※ナンバーエイトが持ち出す場合もあります)役目を担うポジションです。フォワードとバックスの繋ぎ役で、敏捷性と、的確で正確な判断力が必要なポジションです。体が小さくても充分に活躍できるポジションです。

スタンドオフ:パスやキックでチームを操る司令塔【Stand Off(SO):背番号10番】/ハーフバックス

同じハーフバックスでもスクラムハーフはフォワードよりでプレーすることが多いのですが、スタンドオフはバックスよりでプレーすることが多くなります。バックス陣を率い、自ら走り、蹴り、パスを出し、とバックス攻撃の起点となる、チームの司令塔的ポジションです。

左ウイング:俊足を生かしたトライゲッター【Wing Three-Quarter Backs(WTB):背番号11番】/スリークォーターバックス

バックスの左端で、多くのトライを得ることが求められるポジションです。チームの中で最もスピードのあるプレーヤーが担うことの多いです。

左センター:体格とスキルを兼ね備える切り込み隊長【Center Three-Quarter Backs(CTB):背番号12番】/スリークォーターバックス

バックスの中央左側のポジションです。守る時にはタックルをする機会が多く、攻める時にはウィングのトライをアシストすることが多いので、バックスの中では地味ですが、重要な「縁の下の力持ち」系ポジションです。

右センター:体格とスキルを兼ね備える切り込み隊長【Center Three-Quarter Backs(CTB):背番号13番】/スリークォーターバックス

バックスの中央右側のポジションです。左センターと同じで、突破力とディフェンス力、スピードとパワー、両方が必要とされます。

右ウイング:俊足を生かしたトライゲッター【Wing Three-Quarter Backs(WTB):背番号14番】/スリークォーターバックス

バックスの右端で、左ウイングと同様、スピードが最も重要視されるポジションです。自陣深くから敵陣深くまで走り込むこともありますので、瞬発力だけでなく、ある程度のスタミナのあるスピードが必要となります。

フルバック:最後尾に位置する攻守のキーマン【Full Back(FB):背番号15番】/フルバック

チーム最後尾でバックス陣を統率し、防御ラインの最後の砦となる、サッカーで言うところのゴールキーパーのようなポジションです。ボールを受け、陣地を挽回するためにキックをすることも多いので、正確なキック力も必要とされます。

  得点の種類

上述しました通り、ラグビーの得点には大きく分けて「トライ」と「ゴールキック」の2種類があります。
トライは2種類、ゴールキックには3種類あり、それぞれ得られる得点も違います。以下にその得点の種類をまとめました。

得点の種類 方 法 得点
トライ 敵地のインゴールと呼ばれるスペースにボールをグランディングか地面につけることにより認められます。このボールのグランディングか地面につけ、ボールを持ち込んだプレーヤーがボールに触れた状態でないと認められません。例えば、ボールが転がっていってインゴール内に入ってもトライになりません。このボールをとらえ、地面に触れさせた時点でトライと認められます。 5点
ペナルティトライ 相手チームの反則がなければ、ほぼ間違いなくトライが得られていた、と認められた時に与えられるトライです。 7点
コンバージョンゴール トライを決めた後、トライした側のチームがゴールキックを成功させた場合に認められます。 2点
ペナルティゴール 相手チームの反則に対して得られるキックで、そのキックでゴールキックを成功させた場合に認められます。 3点
ドロップゴール 通常のプレー中に、ドロップキック(ボールを地面に落とし、跳ね返ったボールを蹴ること)でゴールキックを成功させた場合に認められます。 3点

  競技時間

ラグビーは前後半のハーフ制で行われます。前後半はそれぞれ40分で、その間に15分以内のハーフタイムが設けられています。(高校生では30分ハーフ/ハーフタイム5分以内)

それぞれのハーフには、選手の怪我や故障などでプレーが止まっていた時間をロスタイムとして加算します。

また、ラグビーには基本的には延長戦はなく、同一得点の場合は引き分けとなりますが、トーナメントの大会では、トライ数の抽選などで勝敗を決める場合もあります。

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