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「スポーツ・フォー・オール」の理念を共有する国際機関や日本国外の組織との連携、国際会議での研究成果の発表などを行います。また、諸外国のスポーツ政策の比較、研究、情報収集に積極的に取り組んでいます。

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日本のスポーツ政策についての論考、部活動やこどもの運動実施率などのスポーツ界の諸問題に関するコラム、スポーツ史に残る貴重な証言など、様々な読み物コンテンツを作成し、スポーツの果たすべき役割を考察しています。

チャレンジデー2015 秋田県井川町を表敬訪問いたしました

写真左から 中山 英悦氏(井川町体育協会会長 前井川町教育長)、大石 勤氏(井川町教育長)、渡邉 一利(笹川スポーツ財団専務理事)、田中 忠夫氏(秋田県体育協会クラブアドバイザー)

写真左から
中山 英悦氏(井川町体育協会会長 前井川町教育長)
大石 勤氏(井川町教育長)
渡邉 一利(笹川スポーツ財団専務理事)
田中 忠夫氏(秋田県体育協会クラブアドバイザー)

今年で5回目のチャレンジデーを実施した秋田県井川町の大石勤教育長を、笹川スポーツ財団の渡邉一利専務理事が10月2日に表敬訪問いたしました。

井川町では毎年チャレンジデーにおいて全29町内会間で参加率を競い合い、6月に行われる「町民体育大会」の開会式の際、参加率上位の町内会を表彰しています。

同様に町民体育大会も町内会対抗となっています。大会の結果にチャレンジデーの参加率をポイントとして加算し、上位の町内会を表彰することで町民の運動・スポーツへの参加意識を高める町の恒例行事のひとつになっております。

しかし、今年は雨天で「町民体育大会」が中止となり、たいへん残念であったと大石教育長がお話されていました。

一方、チャレンジデーは毎年少しずつ参加率が上がっています。今年は82.0%の高参加率を記録しました。中には住民全員が参加した町内会もあり、町内会対抗による開催を楽しみにしている方々が多いことが窺えます。

井川町の取り組みは、年に1回のチャレンジデーを他の事業と連携させ、参加率の向上と地域コミュニティの活性化、町民の健康づくりにつなげることを目的としています。たいへん興味深い事例のひとつであり、今後が楽しみな井川町への訪問となりました。