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国際情報
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「スポーツ・フォー・オール」の理念を共有する国際機関や日本国外の組織との連携、国際会議での研究成果の発表などを行います。また、諸外国のスポーツ政策の比較、研究、情報収集に積極的に取り組んでいます。

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日本のスポーツ政策についての論考、部活動やこどもの運動実施率などのスポーツ界の諸問題に関するコラム、スポーツ史に残る貴重な証言など、様々な読み物コンテンツを作成し、スポーツの果たすべき役割を考察しています。

セミナー「子供のスポーツ」

健美操

息(呼吸)・身体の中身・心(精神)の3つを調和させる日本生まれの体操

健美操の歴史・沿革

健美操の歴史・沿革健美操の歴史・沿革

健美操は1987年に生まれた、日本生まれの体操である。まだ歴史は浅いが多くの愛好者が楽しんでいる。「健やかに、イキイキと美しく自分自身を操る力を身につける体操」として考案された。幅広い年齢層で誰にでも無理なく手軽にできることから、国内で広がりをみせた。現在、全国には10万人程の愛好者がいるといわれている。

健美操の広がりは、1987年に日本健美操協会が設立されたことが大きい。今に至るまで普及活動を進めている。協会設立当初、東京・大阪・名古屋において、健美操の披露とシンポジウムを開催。大都市での開催により、健美操は多くの人の目に留まることとなった。1988年には、、第1期 健美操認定指導員・基礎認定講習会が行われ、一般愛好者から初の健美操指導員が誕生する。

1988年には小学館プロダクション社から健美操のビデオが、1989年には主婦の友社より「シェィプアップ健美操」の書籍が相次いで出版され、多くの女性愛好者を生んだ。

以降、現在に至るまで、全国各地で健美操の認定指導員が誕生している。健美操は現在、全国各地のスポーツクラブや文化教室に導入されているほか、健美操サークルなど1,000以上の教室が開催され、発展を遂げている。

健美操の概要

健美操の概要

呼吸、精神、身体の3つの調和で身体のバランスを整え、全身の血液の流れを良くし、気分を爽快にする。多種の呼吸法、ツボ、経絡を取り入れ自然治癒力を高めていく。このように、より健康的な生活を手に入れることができるのが、健美操の魅力と言える。

健美操のルール

健美操の特徴として、競技大会が実施されないことが挙げられる。競うことなく皆で楽しくという、気軽さも含めた生涯スポーツの側面が強い。その中で、毎年、「健美操フェスタ」という健美操の愛好者が集うイベントが開催されている。そこで愛好者チームによる健美操の発表会などがある。

【呼吸法の運動】
「静」の動作 → 全身運動・平衡運動など「動」の動作 → 呼吸法の運動 → 「静」の動作の構成。そこに、指導員が振付をした約3分~5分間のショートプログラムを各チームが覚え、発表する。

健美操のコート・用具

発表会に参加する場合は、チームごとに揃いの健美操ウェア(Tシャツなど)を着用する。

公式サイト