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国際情報
International information

「スポーツ・フォー・オール」の理念を共有する国際機関や日本国外の組織との連携、国際会議での研究成果の発表などを行います。また、諸外国のスポーツ政策の比較、研究、情報収集に積極的に取り組んでいます。

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Knowledge

日本のスポーツ政策についての論考、部活動やこどもの運動実施率などのスポーツ界の諸問題に関するコラム、スポーツ史に残る貴重な証言など、様々な読み物コンテンツを作成し、スポーツの果たすべき役割を考察しています。

セミナー「子供のスポーツ」

なわとび

あなたは本当のなわとびを知らない

歴史と沿革

<仲良しとび>

なわとびは古来より世界各国の子どもたちの間で親しまれてきた遊びのひとつ。その起源は定かではありませんが、縄文時代など日常生活で縄を使う時代には、それを使ってなわとびをしたのではないかと考えられます。

その後、さまざまな研究によって、たくさんの技や競技種目が開発され、1997年には国際ロープスキッピング連盟(FISAC-IRSF)主催の第1回世界ロープスキッピング選手権大会がオーストラリアで開催されました。2003年にはFISACの日本支部として日本ロープスキッピング連盟が設立され、2005年より全日本選手権を行い、アジア・世界選手権へ選手を派遣しています。2010年のFISAC加盟国数は、20カ国となっています。

競技方法

<ダブルダッチ・30秒スピード>

学校の授業や体育祭などで行われる二重とび競争や、大縄とび競争のように、なわとびを跳んだ回数を競い合う種目や、自由に技を組み合わせて難度や構成を競い合う種目があります。

競技人数も、個人から団体まで幅広く設定することができて、対象者に合わせて気軽に楽しめます。

  • SR-30秒スピード(かけ足とび)

ルール

<シングルロープ・フリースタイル>

なわとびにはさまざまな競技団体・種目がありますが、世界で最も普及している国際ロープスキッピング連盟(FISAC-IRSF)の推奨する種目を紹介します。

  • 30秒スピード…30秒間でかけ足とびの合計跳躍回数を競う。
  • 3分スピード…3分間でかけ足とびの合計跳躍回数を競う。
  • 3重とび…時間無制限で3重とびの合計連続跳躍回数を競う。
  • フリースタイル…60~75秒間で自由演技を行い、その得点を競う。

上記の個人戦以外にも、4~5人でチームを組んで競技を行う団体戦や8~24人でチームを組むワールドカップがあります。団体戦では、シングルロープ(たんなわとび)とダブルダッチを3種目ずつ計6種目行います。

<シングルロープ・フリースタイル>

ワールドカップでは、シングルロープ、チャイニーズホイールズ、ロングロープ、ダブルダッチなど、あらゆるなわとびスタイルを駆使して自由演技を行います。日本では年に1回、日本ロープスキッピング連盟主催の全日本ロープスキッピング選手権大会が開催されています。

道具、コートなどの説明

<ダブルダッチ・パフォーマンス>

例えば、全日本ロープスキッピング選手権大会は以下のような条件下で行われます。

  • 道具:ロープは一般的に市販されているなわとびを使用します。
  • 競技エリア:30秒スピードや3分スピードなどの回数計測競技は、
    5m×5mの競技エリア内で行います。フリースタイルは12m×12m。

*より詳しい競技説明やルールなどについては連盟ホームページをご参照ください。

お問い合わせ先

日本ロープスキッピング連盟