


エアロビックでは、音楽に合わせてステップと“技”を複雑に組み合わせて演技します。とても激しいスポーツですが、見ているだけでも楽しめるところが魅力です。スピード感ある動きの中で個々の表現が求められるところが、他の競技にはないおもしろさですね。
エアロビックは体操競技の一つです。実際、私も練習では体操競技や新体操、バレエの基礎練習を取り入れ、技の向上に努めています。
試合では、ユース・一般部門のそれぞれで、シングル・ペア・トリオの部門があります(他大会ではグループ部門もある)。シングルでは、自分の個性を最大限に生かせられることが魅力です。現在、私はシングルのほかにトリオでも競技をしていますが、フィジカル・インターアクションという3人が絡み合いながら行う振り付けができるので、構成面ではシングルよりおもしろみが増します。 2007、2008年大会に続き、今年のスズキジャパンカップでも、女子シングル部門とトリオ部門で2冠を手にすることができました。優勝できたことはもちろん嬉しいのですが、私としては自分自身が納得できる演技ができたことに大きな意味があります。 実は大会前にケガをしてしまい、準備期間は私にとって苦しい期間でした。今回の大会は、トラブルを乗り越え、これまでとは違う自分と向き合えたことで、大きく成長できた大会になりました。この経験を、2010年のスズキワールドカップと、国際体操連盟(FIG)主催のワールドチャンピオンシップに生かしながら、自分らしい演技ができるように頑張りたいと思います。 ![]() |
エアロビックは、音楽に合わせて多様なステップや難易度の高い技を組み合わせて行うスポーツです。全身を使う有酸素運動で、体力に応じて楽しめるエクササイズとしても幅広く親しまれています。
アメリカのクーパー博士が提唱した運動処方理論が起源となり、その後競技として発展しました。1982年に初の競技会がアメリカで開催。2年後には日本でも全国大会が開催されました。
種目別に7mまたは10m四方のエリアの中で、エアロビック動作やエレメントと呼ばれる難度別動作を組み合わせて演技します。演技は、芸術・技術・難度の観点から採点されます。
全身持久力、筋持久力、柔軟性
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エアロビックは、エクササイズとして発生したところから考えると、全く異なるスポーツに進化しました。ダンスというより、体操競技に近いですね。試合では、ダンスの要素も重要ですが、評価されるのは技の出来栄えです。 今年のスズキジャパンカップで演技をしたシングルの振り付けは、僕が自分で考えました。振りを作るとき、海外の選手の演技を参考にすることもありますが、なるべく自分の身体から自然に出る動きや、音楽を聞いて感じたことを反映させようと心がけています。エアロビックにおいて、音楽は重要な要素です。音楽と動きが一致したときは気持ちがいいですし、見ている方にもそれが伝わると考えています。 |
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毎年4月から各都道府県大会が開かれ、さらに各地方大会の上位入賞者が、全国大会に集います。 ![]() 9月 東北・北海道・中部大会 10月 西日本・九州・東日本大会 11月 全国大会 |
エアロビックは、陸上競技のようにタイムや記録を争うのではなく、審査員の採点によって勝ち負けが決まります。また、全く同じ演技をしたとしても、会場の雰囲気や観る人によって評価が変わるのです。だから、僕にとっては点数や成績よりも自分が何を目標にその試合に挑むのか、そしてそれが観客に伝わったかどうかが重要なのです。
今年のスズキジャパンカップでは、優勝することも目標の一つではありましたが、それよりも代表としてスズキワールドカップと、ワールドチャンピオンシップに出場することが目標でした。そういう意味で、優勝できてすごく嬉しいというより、代表の権利を得てひと安心といったところです。 今は、スズキワールドカップとワールドチャンピオンシップに照準を合わせて練習しています。これまでやってきたことを最大限に出せるように、全力で挑みたいと思います。 |
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武内 麻美 選手(写真左) 諏訪部 和也 選手(写真右) |
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エアロビックは、アップテンポなリズムで人気を博したエアロビクスに端を発し、競技に発展したスポーツです。1982年、オリンピック種目への採用を目指してアメリカで初の競技大会が開催されて以来、現在世界50ヵ国以上で親しまれています。
日本はこれまで、野村健一郎や山本清文、伊藤由里子らが世界チャンピオンに輝いたことなどから、エアロビック先進国として注目されています。最近では、ユース選手も世界のひのき舞台で活躍しており、また2011年のユニバーシアード大会(中国・深 また、エアロビックが誰にでも親しめるよう、(社)日本エアロビック連盟では、生涯スポーツとしてのエアロビックの普及にも力を注いでいます。 |
![]() ※1 レジャー白書2008より |
(社)日本エアロビック連盟とは?(社)日本エアロビック連盟は、競技スポーツと生涯スポーツの両面からエアロビックの普及・振興を進めています。
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1985年に製作されたSF映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の中で、主人公の青年マーティに向かって、ジムでエアロビックをしている女性たちが手を振るシーンがあります。当時エアロビックは、若い女性たちがこぞって興じる、流行のエクササイズ。マーティが乗るスケボーとともに、80年代を代表するカルチャーだったことが分かります。 |
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