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「スポーツ・フォー・オール」の理念を共有する国際機関や日本国外の組織との連携、国際会議での研究成果の発表などを行います。また、諸外国のスポーツ政策の比較、研究、情報収集に積極的に取り組んでいます。

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日本のスポーツ政策についての論考、部活動やこどもの運動実施率などのスポーツ界の諸問題に関するコラム、スポーツ史に残る貴重な証言など、様々な読み物コンテンツを作成し、スポーツの果たすべき役割を考察しています。

ビーチフットボール

スピーディでダイナミック、かつ安全な、みんなで楽しめるビーチスポーツ

歴史と沿革

ビーチフットボールは砂浜で行われるビーチスポーツのひとつで、日本発祥の球技です。1990年に考案されたビーチ・タッチフットボールを前身とし、1993年に国際ビーチフットボール協会(IBFA)が発足するとともに、競技名もビーチフットボールに変更されました。

5人対5人で対戦する、ラグビーとアメリカンフットボールを合わせたようなスポーツですが、タックルの代わりに身体にタッチすればタックル成立となり、その地点から攻撃を再開するというルールが特徴的です。激しい身体接触がないので、年令や性別に関わらず、誰もが楽しみやすいスポーツです。

2012年現在、愛好者数は約7,000人、IBFA加盟チーム数は約700で、さらなる発展が期待されています。また、IBFAが主催する公式大会には「Japan Tour」があり、関東や関西などの地域大会を勝ち抜いたチームが全国大会で日本一を争います。レディース大会やキッズトーナメントもあり、幅広い層が楽しめる体制になっています。

競技方法

5人対5人でプレーする、ラグビーとアメリカンフットボールをミックスしたようなスポーツです。タックルの代わりに相手の体に両手でタッチすればタックルの成立となり、その場所から攻撃を再開します。タッチを5回されると、攻守交代になります。

パスは基本的に、ラグビーのように自分より後ろにいる選手にパスしなければなりませんが、5回の攻撃権のうち1回だけはアメリカンフットボールのようにフロントパス(ショルダースローのみ)ができます。ラグビーのように細かくパスをつないで相手のディフェンスを崩し、決定的瞬間にフロントパスを繰り出すといったダイナミックな攻撃も可能です。

基本の得点方法は「タッチイン」と呼ばれ、5回の攻撃中に相手チームのゴール(インゴールゾーン)にボールを持ち込むことで3点入ります。

ルール

ここでは主なルールについて説明します。より詳しい競技説明やルールについては協会ホームページをご参照ください。

●プレイヤー
試合は各チーム5人で行い、登録メンバーは10名以内とし、一定条件のもとで試合中、随時交代できる。

●試合時間
試合時間は20分以内とし、試合ごとにIBFAが指定する。前後半制で行う。

●タッチ
タックルの代わりに行うプレー。守備側プレイヤーが攻撃側のボールを持っているプレイヤーの、肩から下の部位に両手で触れると認められる。

●攻守交代
攻撃側は5回タッチされるまで攻撃し続けることができ、5回目のタッチで攻守交代する。

●危険なプレー
必要以上に激しくタッチしたり、タッチされそうになった攻撃側が守備側に対して故意に体をぶつけるなど、レフェリーが「危険なプレー」と認めた場合は、犯したプレイヤーにイエローカードが掲示される。場合によっては、レッドカードが掲示され、プレイヤーが退場となることもある。

道具、コートなどの説明

●競技場

●ボール
ボールは楕円形で、下記サイズに近いもの。
* 長  さ    260mm~290mm
* 縦の周囲  680mm~700mm
* 横の周囲  500mm~520mm
* 重  さ    385g ~425g

●靴
ゴムか合成樹脂製の靴は着用可。ただし、底がイボ状のものはどんな素材でも着用禁止。

●サングラス
レフェリーが許可すれば、レンズがプラスティック製などで、顔にフィットしたスポーツサングラスは着用可能。ただし、レンズがガラス製は不可。

お問い合わせ先

国際ビーチフットボール協会
〒101-8381 東京都千代田区三崎町3-10-10
TEL:03-3238-0162 FAX:03-3238-0324