日本のスポーツの歴史を、日本書紀に記される相撲の原点から蹴鞠、流鏑馬、さらに日本野球発祥など近代スポーツまで幅広くご紹介します。

近代オリンピックを創始の土台となった英国でのスポーツ教育。サッカー、ラグビー、陸上競技、ボート、テニスなど、今日、世界中で行われている「あらゆる」スポーツが19世紀後半までに英国で誕生し、成長している。

サッカーはどのような歴史をもつのか？定説といわれる中世イングランドを起源とするもの以外に、古代ギリシャ、ローマ、中国など、諸説ある起源からサッカーの歴史を紹介します。

オリンピックの歴史、スポーツの原点であるといわれる古代オリンピックで行われたボクシングのような格闘技、レスリング、重量挙げ、弓射、やり投げや円盤投げ、古代ローマで人気だった「キルクス競技（戦車競走）」などについてご紹介します。

スポーツとは何か、語源、歴史、さらに、スポーツが日本に“輸入”された経緯、明治の日本スポーツ文化史など、スポーツについて様々な視点からご紹介します。

1964年の東京オリンピック閉幕の２カ月後に「東京オリンピック 文学者の見た世紀の祭典」という書籍が講談社から刊行されている。一流の文学者にとってあのオリンピックのインパクトが、いかに強烈だったかが伝わってくる。いや、一流の文学者だからこそ、あの大会の質感を迫力ある表現で読者に伝えることができたのだろう。
　二度目の東京オリンピックとパラリンピックを前にして、スポーツと文学の関係を今一度考えてみたい。

世界一のスポーツ王国といえばアメリカだろう。そこで見逃せないのが、競技を「見て楽しむ文化」を牽引してきたスポーツライティングだ。緻密な取材と精緻な筆致で競技の真髄に迫るノンフィクション、スポーツの幅広い魅力を凝縮した多彩なコラム。だが、スポーツ分野における活字文化が衰退するなか、そうした「本道の」スポーツライティングはあまり見られなくなっている。それでいいのだろうか。