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国際情報
International information

「スポーツ・フォー・オール」の理念を共有する国際機関や日本国外の組織との連携、国際会議での研究成果の発表などを行います。また、諸外国のスポーツ政策の比較、研究、情報収集に積極的に取り組んでいます。

知る学ぶ
Knowledge

日本のスポーツ政策についての論考、部活動やこどもの運動実施率などのスポーツ界の諸問題に関するコラム、スポーツ史に残る貴重な証言など、様々な読み物コンテンツを作成し、スポーツの果たすべき役割を考察しています。

セミナー「子供のスポーツ」

無料セミナー【「子どもを成長させる大人」五つの条件】

第4回 ・誰が子どものスポーツをささえるのか?
無料セミナー「『子どもを成長させる大人』五つの条件」

 笹川スポーツ財団(以下、SSF)では、これまで子どものスポーツ活動に対する保護者の関与の実態や意識を明らかにする研究を行い、子どものスポーツ活動において、保護者の負担は母親の負担が大きい構造であることなど、さまざまな課題を明らかにしてきました。

少子化や家族のあり方の多様化が進む今、どのような家庭の子どもでもスポーツを楽しめる環境、周囲のサポート体制が求められます。そのために必要なことは何か。有識者を交え、子どものスポーツを「ささえる」視点から考えるセミナー『誰が子どものスポーツをささえるのか?』を複数回開催しています。

 第4回は、『スポーツ毒親』、『部活があぶない』など、スポーツや教育関係をフィールドに多くの著書を手掛ける島沢 優子氏(ジャーナリスト)をお招きします。子どもがスポーツで成長するために、よりよいサポートができる親になるにはどのようなマインドセットを持てばよいのか。子どもを伸ばす親、成長を妨げる親の違いは何か。など5つのポイントの根拠と実例を詳しくお話しいただきます。

 セミナー開催記念として、参加者の中から抽選で10名様に島沢氏の著書『オシムの遺産 彼らに授けたもうひとつの言葉』をプレゼントいたします。

テーマ
「『子どもを成長させる大人』五つの条件」
日時
2024年5月21日(火)19:00~20:30(予定)/18:30開場(会場、オンライン)
形式
①会場参加(定員200名)
会場参加者には資料配布、また、セミナー終了後、島沢氏と名刺交換等のお時間があります。是非会場にお越しください。
②オンライン(Zoom)によるハイブリッド開催
申込締切
2024年5月20日(月)12:00
※定員に達した場合、締め切りより前に申込を終了とさせていただく場合がございます。
会場
日本財団ビル 2階 大会議室(東京都港区赤坂1-2-2)  ▶会場案内
参加費
無料
登壇者
 
島沢優子氏(ジャーナリスト)

島沢優子氏

島沢 優子氏
(ジャーナリスト)

筑波大学4年時に全日本大学女子バスケットボール選手権優勝。卒業後、英国留学等を経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年フリーに。主にスポーツや教育関係をフィールドに執筆。『AERA』で「ブラック部活」というワードを最初に社会に届けた。著書に『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)、『部活があぶない』(講談社現代新書)など多数。編著に『スポーツの世界から暴力をなくす30の方法』(合同出版)など。2020年より日本バスケットボール協会インテグリティ委員。2021年より沖縄県部活動改革委員。

コーディネーター 宮本 幸子SSFスポーツ政策研究所 政策ディレクター)

教育関連研究所を経て、2016年SSF入職。主に、子ども・保護者・教員を対象とした調査研究を行う。「小学生のスポーツ活動における保護者の関与・負担感に関する調査研究」担当者。2022年4月より現職。

講演概要

子どもがスポーツで成長するために、よりよいサポートができる親になるために持つべきマインドセット、子どもを伸ばす親・成長を妨げる親の違いは何かなど、5つのポイントの根拠と実例を詳しく解説。

また、指導者と保護者が協力して子どものスポーツ環境を整えたり、困りごとに対応したりする術をお伝えします。

島沢 優子氏の著書

※当日、セミナー会場にて、書籍の販売を予定しています。

当財団では、お釣りを用意することが難しいため、大変恐れ入りますが、ご購入を希望される方は、以下に記載の書籍情報をご確認の上、お釣りが出ないようご用意いただきますようお願い申し上げます。


小学生のスポーツ活動における保護者の関与・負担感に関する調査研究

20222月発表「子どものスポーツ活動への母親の負担感は、団体全体に関わる活動の負担が大きい」

子どものスポーツ活動への母親の負担をみると、「指導者や保護者の送迎をする」(66.7%)、「練習や大会等で、指導者・保護者の食事や飲み物を用意する」(64.4%)、「大会等で、保護者や関係者が観戦する場所を確保する」(62.0%)、が上位3つとなっている。子どものスポーツ活動への母親の負担感は、団体全体に関わる活動の負担が大きいことが分かる。

2023年1月発表「保護者の当番の"大変なイメージ"が、子どもをスポーツから遠ざける可能性」

当番をめぐる実態を、「当番をしている母親」「当番はしていないが、スポーツ活動をしている母親」「当番を理由にスポーツ活動をしない母親」「その他の理由でスポーツ活動をしない母親」にわけて、全体の分布を示した。対象となる母親全体を母数にすると、現在当番を担当している母親は7.5%にすぎない。しかし、当番の負担を理由にスポーツ活動を敬遠する母親は26.1%にのぼる。

会場案内

〒107-0052
東京都港区赤坂1-2-2日本財団ビル2階 大会議室
TEL:03-6229-5300

【アクセス】

・東京メトロ 銀座線「虎ノ門駅」3番もしくは11番出口より徒歩5分

・東京メトロ 南北線・銀座線「溜池山王駅」9番出口より徒歩5分

・東京メトロ 丸ノ内線・千代田線「国会議事堂前駅」3番出口より徒歩5分

地図:Google Maps

【お問い合わせ】
笹川スポーツ財団 広報
TEL:03-6229-5300
メール:info@ssf.or.jp