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国際情報
International information

「スポーツ・フォー・オール」の理念を共有する国際機関や日本国外の組織との連携、国際会議での研究成果の発表などを行います。また、諸外国のスポーツ政策の比較、研究、情報収集に積極的に取り組んでいます。

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日本のスポーツ政策についての論考、部活動やこどもの運動実施率などのスポーツ界の諸問題に関するコラム、スポーツ史に残る貴重な証言など、様々な読み物コンテンツを作成し、スポーツの果たすべき役割を考察しています。

第2章 検証と問題提起 ~3.ウォーキング実施者の実態~

国民が生涯を通じて、それぞれが望むかたちでスポーツを楽しみ、幸福を感じられる社会の形成

2010年の調査によると、ウォーキングの年1回以上の実施者は成人のおよそ4人に1人の2,544万人で、このうち1,848万人は週に1回以上のウォーカーであると推計される。これらウォーキング実施者の実態は以下のとおりである。

  • 年1回以上のウォーキング実施者の63.1%は50歳以上の中高年である。
  • 日本の60歳代の36.9%が年1回以上ウォーキングを実施している。
  • 年1回以上のウォーキング実施者の59.8%はひとりで、24.8%は家族とウォーキングを楽しんでいる。
  • 年1回以上のウォーキング実施者がほかに行っている種目で多いのは、「散歩(ぶらぶら歩き)」「体操(軽い体操、ラジオ体操など)」「筋力トレーニング」などの運動・エクササイズ系の種目である。

健康志向の中高年ウォーカーの増加が、運動・スポーツ実施率を押し上げている状況が推察される。

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