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スポーツライフ・データ

青少年のスポーツライフ・データ2015

笹川スポーツ財団では、2年に1度実施する『10代のスポーツライフに関する調査』を通じて、子どもたちの運動・スポーツの現状を明らかにしてまいりました。
本調査では、青少年(10~19歳)の運動・スポーツ活動の実態を総合的に把握し、スポーツ・フォー・エブリワンの推進に役立つ基礎資料とすることを目的としています。
最新の結果の中からポイントをご紹介します。

運動・スポーツ実施率では非実施が 13.2%、週 7 回以上が 35.5%であった。非実施者は 7~8 人に1 人、週 7 回以上は 3 人に 1 人程度で推移している。

※ページおよび図表番号はそれぞれの報告書における番号

【図1-2】運動・スポーツ実施頻度の年次推移(頻度分類別)

資料:笹川スポーツ財団「10代のスポーツライフに関する調査」2015


過去 1 年間に「よく行った」運動・スポーツ種目を性別にみると、男子は 1 位「サッカー」44.0%、2 位「バスケットボール」27.3%、3 位「野球」23.0%となり、年 1 回以上実施と同様、「野球」が初めて 3 位となった。4~9 歳から実施率の高い「サッカー」 との差が 10 代になって現れていると考えられる。

【表1-8】過去1年間に「よく行った」運動・スポーツ種目の年次推移(性別:複数回答)

男子
2011年(n=888) 2013年(n=886) 2015年(n=779)
順位 実施種目 実施率
(%)
順位 実施種目 実施率
(%)
順位 実施種目 実施率
(%)
1 サッカー 40.9
1 サッカー 45.4
1 サッカー 44.0
2 野球 27.6
2 野球 25.8
2 バスケットボール
27.3
3 バスケットボール 24.3
3 バスケットボール 24.9
3 野球 23.0
4 ジョギング・ランニング
17.7
4 ジョギング・ランニング 20.5
4 ジョギング・ランニング 17.7
5 水泳(スイミング)
15.1
5 おにごっこ
19.1
ドッジボール
17.7
6 筋力トレーニング 14.8
6 水泳(スイミング)
18.4
6 おにごっこ 16.3
7 卓球 11.7
ドッジボール
18.4
7 卓球 15.5
8 ボウリング 10.7
8 筋力トレーニング
15.8
8 筋力トレーニング 15.4
9 ドッジボール
10.5
9 卓球
13.4
9 水泳(スイミング) 14.4
10 キャッチボール
10.0
10 キャッチボール
12.2
10 バドミントン 12.6
女子
2011年(n=780) 2013年(n=722) 2015年(n=707)
順位 実施種目 実施率
(%)
順位 実施種目 実施率
(%)
順位 実施種目 実施率
(%)
1 バドミントン 19.4
1 おにごっこ 24.0
1 バドミントン 24.5
2 バスケットボール 17.6
2 バドミントン
23.1
2 おにごっこ
23.5
3 おにごっこ
17.3
3 バレーボール
19.8 3 バレーボール 20.8
4 水泳(スイミング)
17.2
4 なわとび(長なわとびを含む)
18.6 4 バスケットボール 19.1
5 ジョギング・ランニング
16.3
5 ジョギング・ランニング
17.7
5 ジョギング・ランニング 17.4
6 バレーボール
15.5
6 バスケットボール
17.2
6 なわとび(長なわとびを含む)
17.0
7 なわとび(長なわとびを含む)
15.3
7 水泳(スイミング)
15.5
7 ドッジボール 16.5
8 ウォーキング
13.5
ドッジボール
15.5 8
水泳(スイミング)
14.7
9 筋力トレーニング
11.8
9 筋力トレーニング 14.3
9 筋力トレーニング 12.7
10 ドッジボール 10.3
10 ウォーキング 12.3
10 ウォーキング 12.6
ぶらんこ 12.3

資料:笹川スポーツ財団「10代のスポーツライフに関する調査」2015


平日における学校の授業や仕事以外でのテレビ視聴やパソコン、ゲーム、スマートフォンなどの 1 日あたりのメディアの利用状況(平日 2 時間未満)と「運動・スポーツ実施レベル」をみると、「レベ ル 0」が 29.2%、「レベル 1」が 39.1%、「レベル 2」が 45.5%、「レベル 3」が 54.2%、「レベル 4」が 48.7%となり、運動・スポーツ実施のレベルが低いほどメディアの利用時間が長い状況がうかがえる。

【図8-4】 平日のメディアの利用状況(運動・スポーツ実施レベル別)(P.96 参照)

平日のメディアの利用状況(レベル別)

注)学校の授業や仕事以外のテレビ・ビデオ・DVDの視聴、パソコン、ゲーム(テレビ、パソコン、携帯式のゲーム機、携帯電話のゲーム、自宅、友人宅、ゲームセンターでのゲームを含む)、スマートフォンを含む1日あたりの利用時間

資料:笹川スポーツ財団「10代のスポーツライフに関する調査」2015


レベル 基準
レベル0 非実施(0回/年間)
レベル1 年1回以上週1回未満(1~51回/年)
レベル2 週1回以上週5回未満(52~259回/年)
レベル3 週5回以上(260回以上/年)
レベル4 週5回以上、1回120分以上、運動強度「ややきつい」以上

過去1年間に運動・スポーツ活動の手伝いや世話など、スポーツ活動を支えるボランティア活動(スポーツボランティア)を行ったことがあるかをたずねたところ、「ある」と回答した者は15.0%であり、10代のスポーツボランティア人口は178万人と推計できる。過去10年の推移をみると、13%前後で推移してきたスポーツボランティア実施率が、今回調査では過去最高の15%に達した。

【図5-1】スポーツボランティア実施率の年次推移(全体)

スポーツボランティア実施率の年次推移(全体)

資料:笹川スポーツ財団「10代のスポーツライフに関する調査」2015


一目でわかる!スポーツライフデータサマリー 数字でみるスポーツライフ 子ども・青少年

青少年のスポーツライフ・データ2013

笹川スポーツ財団では、2年に1度実施する『10代のスポーツライフに関する調査』を通じて、子どもたちの運動・スポーツの現状を明らかにしてまいりました。
本調査では、青少年(10~19歳)の運動・スポーツ活動の実態を総合的に把握し、スポーツ・フォー・エブリワンの推進に役立つ基礎資料とすることを目的としています。
最新の結果の中からポイントをご紹介します。

週7回以上の運動・スポーツ実施者が過去最高(38.6%)

わが国の青少年の運動・スポーツ実施率は非実施が13.0%、週7回以上が38.6%であった(p45:図1-2)。週7回以上の実施者は過去最高に、非実施者は11%~15%程度で推移している。

※ページおよび図表番号はそれぞれの報告書における番号

【図1-2】運動・スポーツ実施頻度の年次推移(頻度分類別)

資料:笹川スポーツ財団「10代のスポーツライフに関する調査」2013

過去1年間に「よく行った」運動・スポーツ種目、男子の1位「サッカー」(45.4%)と2位「野球」(25.8%)の差が広がる

過去1年間に「よく行った」運動・スポーツ種目をみると、男子の1位は「サッカー」で45.4%、2位は「野球」で25.8%、3位は「バスケットボール」で24.9%であった。2009年は3.9ポイントの差であった「サッカー」と「野球」であるが、2013年は19.6ポイントに広がっている(p52:表1-7)。

【表1-7】過去1年間に「よく行った」運動・スポーツ種目の年次推移(性別:複数回答)

男子
2009年(n=909) 2011年(n=888) 2013年(n=886)
順位 実施種目 実施率
(%)
順位 実施種目 実施率
(%)
順位 実施種目 実施率
(%)
1 サッカー 40.6 1 サッカー 40.9 1 サッカー 45.4
2 野球 36.7 2 野球 27.6 2 野球 25.8
3 バスケットボール 23.7 3 バスケットボール 24.3 3 バスケットボール 24.9
4 キャッチボール 18.7 4 ジョギング・ランニング 17.7 4 ジョギング・ランニング 20.5
5 ジョギング・ランニング 17.1 5 水泳(スイミング) 15.1 5 おにごっこ 19.1
6 筋力トレーニング 16.1 6 筋力トレーニング 14.8 6 水泳(スイミング) 18.4
7 卓球 15.6 7 卓球 11.7 ドッジボール 18.4
8 ドッジボール 15.3 8 ボウリング 10.7 8 筋力トレーニング 15.8
9 水泳(スイミング) 14.5 9 ドッジボール 10.5 9 卓球 13.4
10 ボウリング 13.5 10 キャッチボール 10.0 10 キャッチボール 12.2
女子
2009年(n=794) 2011年(n=780) 2013年(n=722)
順位 実施種目 実施率
(%)
順位 実施種目 実施率
(%)
順位 実施種目 実施率
(%)
1 バドミントン 27.1 1 バドミントン 19.4 1 おにごっこ 24.0
2 バレーボール 22.8 2 バスケットボール 17.6 2 バドミントン 23.1
3 バスケットボール 21.2 3 おにごっこ 17.3 3 バレーボール 19.8
4 なわとび 20.2 4 水泳(スイミング) 17.2 4 なわとび(長なわとびを含む) 18.6
5 ジョギング・ランニング 16.2 5 ジョギング・ランニング 16.3 5 ジョギング・ランニング 17.7
6 筋力トレーニング 15.1 6 バレーボール 15.5 6 バスケットボール 17.2
7 ウォーキング 15.0 7 なわとび(長なわとびを含む) 15.3 7 水泳(スイミング) 15.5
ドッジボール 15.0 8 ウォーキング 13.5 ドッジボール 15.5
9 水泳(スイミング) 14.9 9 筋力トレーニング 11.8 9 筋力トレーニング 14.3
10 卓球 9.6 10 ドッジボール 10.3 10 ウォーキング 12.3
ボウリング 9.6 ぶらんこ 12.3

資料:笹川スポーツ財団「10代のスポーツライフに関する調査」2013

過去1年間に体育館・スタジアム等で直接スポーツの試合を観戦した者は、調査開始以来、最も低い結果に

過去1年間に体育館・スタジアム等へ足を運んで直接スポーツの試合を観戦した者は、全体の36.9%であり、わが国10代の直接スポーツ観戦人口は440万人と推計された。過去の調査と比較すると、調査開始以来、最も低い結果となった(p77:図6-1)。

【図6-1】直接スポーツ観戦率の年次推移

資料:笹川スポーツ財団「10代のスポーツライフに関する調査」2013

青少年のスポーツライフ・データ2012

「青少年のスポーツライフ・データ2012」では、全国10代(10~19歳)の男女3,000人を対象に実施しました。最新の結果の中からポイントをご紹介します。

子どもの運動・スポーツ実施とスポーツ関連支出および世帯収入

子どもの運動・スポーツ実施頻度および高水準スポーツ実施頻度と保護者の子どもに対するスポーツ関連支出および世帯収入の関係をみると、子どもの運動・スポーツ実施頻度と世帯収入との間には有意な相関関係は認められませんが、スポーツ関連支出との間では特に10代で強い相関性が確認できました(表1)。さらに、12歳と13歳を除いて、スポーツ関連支出と高水準スポーツ実施頻度は運動・スポーツ実施より強い相関性を示しました。この結果から、「120分」以上の実施時間と「ややきつい」以上の運動強度といった、いわゆる本格的なスポーツ活動に参加するためには、それなりに豊かな社会・経済的背景が必須である現状が明らかになりました。

※実施時間「120分」以上、運動強度「ややきつい」以上の条件を満たした運動・スポーツ実施頻度

【表1】スポーツ関連支出および世帯収入と子どもの運動・スポーツ実施頻度および高水準ポーツ実施頻度の関係

年齢 4歳
(n=44)
5歳
(n=101)
6歳
(n=130)
7歳
(n=119)
8歳
(n=130)
9歳
(n=201)
10歳
(n=60)
11歳
(n=122)
対スポーツ
関連支出
運動・スポーツ
実施頻度
-0.1896 -0.1182 -0.0179 -0.0591 -0.1506 0.05 0.0691 0.3083**
高水準スポーツ
実施頻度
-0.0292 -0.0124 -0.0071 0.0467 0.2568** 0.1985 0.4169**
対世帯収入 運動・スポーツ
実施頻度
-0.0099 -0.0608 0.0003 -0.1459 -0.1475 0.0502 -0.1109 0.0568
高水準スポーツ
実施頻度
0.1442 0.0934 -0.0047 0.0909 0.0372 -0.1169 -0.0048
年齢 12歳
(n=70)
13歳
(n=109)
14歳
(n=118)
15歳
(n=105)
16歳
(n=128)
17歳
(n=128)
18歳
(n=104)
19歳
(n=105)
対スポーツ
関連支出
運動・スポーツ
実施頻度
0.4873** 0.1448 0.1242 0.2381* 0.0513** 0.3279** 0.3759** 0.2432*
高水準スポーツ
実施頻度
0.2483 0.0258 0.3112** 0.3511** 0.5936** 0.4133** 0.5136** 0.4458**
対世帯収入 運動・スポーツ
実施頻度
-0.0077 -0.0187 0.1457 -0.0038 0.1498 0.0617 0.0044 0.0531
高水準スポーツ
実施頻度
0.0224 -0.129 -0.0497 0.0519 0.0988 0.174 0.0981 0.0548

資料:笹川スポーツ財団「10代のスポーツライフに関する調査」2012

運動・スポーツ実施の二極化続く

2009年の調査と比較して、「週7回以上」運動・スポーツを実施する者の割合も、まったく行わない「非実施者」の割合もほとんど変化がなく、二極化傾向が続いていることがわかりました(図1)。

【図1】運動・スポーツ実施頻度の年次比較(頻度別)

資料:笹川スポーツ財団「10代のスポーツライフに関する調査」2012

  • ※2009年、2011年のデータは上位5種目で分析。

「あこがれているスポーツ選手」 女子のロールモデルとなる選手は少ない

現在実施しているスポーツ種目であこがれている選手をたずねたところ、女子の1位は「身近なスポーツ選手」でした(表2)。男子は「好きなスポーツ選手」と同じ選手が「あこがれているスポーツ選手」にあげられているのに対し、女子は「好きなスポーツ選手」の上位にあげられた「浅田真央」「澤穂希」が「あこがれているスポーツ選手」には入っていません(表3)。また、「あこがれているスポーツ選手」として名前があがったのは、男子127人に対して女子は57人であることからも、女子は「好きなスポーツ選手」と「あこがれているスポーツ選手」には乖離があり、ロールモデルとなりうるスポーツ選手が少ないことが示唆されました。

【表2】あこがれているスポーツ選手(全体・性別)

(%)

順位 全体(n=338) 順位 男子(n=271) 順位 女子(n=117)
1 身近なスポーツ選手 6.2 1 リオネル・メッシ(サッカー) 7.4 1 身近なスポーツ選手 12.0
2 リオネル・メッシ(サッカー) 5.2 2 イチロー(野球) 5.5 2 木村 沙織(バレーボール) 7.7
3 長友 佑都(サッカー) 4.1 長友 佑都(サッカー) 5.5 3 北島 康介(水泳) 6.8
4 イチロー(野球) 3.9 4 坂本 勇人(野球) 4.1 4 竹下 佳江(バレーボール) 6.8
5 北島 康介(水泳) 3.6 5 身近なスポーツ選手 3.7 5 上野 由枝子(ソフトボール) 5.1
6 坂本 勇人(野球) 2.8 6 ウサイン・ボルト(陸上選手) 2.2 6 福島 千里(陸上選手) 4.3
7 木村 沙織(バレーボール) 2.6 川島 永嗣(サッカー) 2.2 7 大神 雄子(バスケットボール) 3.4
8 ウサイン・ボルト(陸上選手) 2.1 北島 康介(水泳) 2.2 8 佐野 優子(バレーボール) 3.4
竹下 佳江(バレーボール) 2.1 長谷部 誠(サッカー) 2.2 9 五十嵐 圭(バスケットボール) 2.6
10 長谷部 誠(サッカー) 1.8 10 クリスティアーノ・ロナウド(サッカー) 1.8 10 石川 佳純(卓球) 2.6
田臥 勇人(バスケットボール) 1.8
ダルビッシュ 有(野球) 1.8

資料:笹川スポーツ財団「10代のスポーツライフに関する調査」2012

【表2】好きなスポーツ選手(全体・性別)

(%)

順位 全体(n=735) 順位 男子(n=429) 順位 女子(n=306)
1 イチロー(野球) 8.6 1 イチロー(野球) 12.1 1 浅田 真央(フィギュアスケート) 8.8
2 長友 佑都(サッカー) 4.9 2 長友 佑都(サッカー) 7.5 2 内田 篤人(サッカー) 7.5
3 ウサイン・ボルト(陸上選手) 4.5 3 ウサイン・ボルト(陸上選手) 5.8 澤 穂希(サッカー) 7.5
4 坂本 勇人(野球) 3.9 4 リオネル・メッシ(サッカー) 5.4 4 坂本 勇人(野球) 3.9
5 浅田 真央(フィギュアスケート) 3.7 5 坂本 勇人(野球) 4.0 5 イチロー(野球) 3.6
6 澤 穂希(サッカー) 3.5 6 北島 康介(水泳) 2.3 木村 沙織(バレーボール) 3.6
7 内田 篤人(サッカー) 3.4 7 川島 永嗣(サッカー) 1.9 7 北島 康介(水泳) 3.3
8 リオネル・メッシ(サッカー) 3.1 本田 圭佑(サッカー) 1.9 8 ウサイン・ボルト(陸上選手) 2.6
9 北島 康介(水泳) 2.7 9 香川 真司(サッカー) 1.6 竹下 佳江(バレーボール) 2.6
10 川島 永嗣(サッカー) 1.8 ダルビッシュ 有(野球) 1.6 10 川澄 奈穂美(サッカー) 2.3
長谷部 誠(サッカー) 1.8 長谷部 誠(サッカー) 1.6

資料:笹川スポーツ財団「10代のスポーツライフに関する調査」2012

ゲームの実施頻度と運動・スポーツ実施頻度

【表1】運動・スポーツ実施頻度群

実施頻度群 基準
非実施群 非実施群(0回/年)
低頻度群 年1回以上週3回未満(1~155回/年)
中頻度群 週3回以上週7回未満(156~363回/年)
高頻度群 週7回以上(364回以上/年)

表2にゲームの実施頻度を性別、運動・スポーツ実施頻度群別に示しました。男子をみると、ゲームの実施頻度が「週4回以上」と「週2~3回程度」を合計した割合は、非実施群の66.3%に対して中頻度群69.2%、高頻度群69.0%とほぼ同様の値でした。また、ゲームを「まったくしない」では、非実施群20.7%の割合が最も高く、運動・スポーツ実施頻度が高くなるにつれてその割合は減少します。

女子をみても、「週4回以上」と「週2~3回程度」を合計した割合は4群ともにほぼ同様の値でした。また、「まったくしない」では非実施群の35.1%が最も高い割合を示しました。つまり、ゲームを定期的にしているかどうかは運動・スポーツ実施の頻度と関連性はなく、逆に運動・スポーツの実施頻度が低い方がゲームの実施頻度も低いことが明らかとなりました。

【表2】ゲームの実施頻度(性別×頻度群別)

(%)

  男子 女子
非実施群
(n=92)
低頻度群
(n=203)
中頻度群
(n=308)
高頻度群
(n=371)
非実施群
(n=188)
低頻度群
(n=244)
中頻度群
(n=260)
高頻度群
(n=276)
週に4回以上 53.3 40.9 51.0 47.4 28.7 24.2 24.6 21.0
週に2~3回程度 13.0 17.2 18.2 21.6 9.0 11.5 14.2 17.8
週に1回程度 4.3 7.9 10.4 10.5 4.8 12.3 7.3 12.7
2週に1回程度 3.3 6.4 5.5 4.6 5.3 9.0 5.8 6.9
1ヵ月に1回程度 1.1 4.9 3.9 5.4 8.0 6.1 7.7 9.4
年に数回程度 4.3 8.9 3.2 4.0 9.0 16.4 15.0 11.2
まったくしない 20.7 13.8 7.8 6.5 35.1 20.5 25.4 21.0

資料:笹川スポーツ財団「10代のスポーツライフに関する調査」2012

マンガを読む頻度と運動・スポーツ実施頻度

表3にマンガを読む頻度を性別、運動・スポーツ実施頻度群別に示しました。男子をみると、マンガを読む頻度が「週4回以上」と「週2~3回程度」を合計した割合は、高頻度群が53.9%と最も高い値となります。また、マンガを「まったく読まない」の割合は、高頻度群12.7%に対して非実施群23.9%でした。

女子をみると、「週4回以上」と「週2~3回程度」を合計した割合は4群ともにほぼ同様の値でした。一方で、「まったく読まない」の割合は、非実施群の23.7%が最も高い結果となりました。つまり、ゲームと同様、マンガを定期的に読んでいるかどうかは運動・スポーツ実施の頻度と関連性はなく、逆に運動・スポーツの実施頻度が低い方がマンガを読む頻度も低いことが明らかとなりました。またこの傾向は、ゲーム・マンガともに女子よりも男子で顕著でした。

【表3】マンガを読む頻度(性別×頻度群別)

(%)

  男子 女子
非実施群
(n=92)
低頻度群
(n=204)
中頻度群
(n=308)
高頻度群
(n=371)
非実施群
(n=190)
低頻度群
(n=244)
中頻度群
(n=260)
高頻度群
(n=276)
週に4回以上 25.0 20.1 26.6 30.2 20.5 17.2 18.8 15.6
週に2~3回程度 17.4 14.2 22.7 23.7 10.5 15.2 12.3 16.3
週に1回程度 15.2 16.7 14.6 12.7 13.2 8.6 10.0 14.1
2週に1回程度 1.1 8.3 6.8 6.5 4.7 10.7 8.5 8.0
1ヵ月に1回程度 7.6 12.3 9.4 6.5 14.2 13.5 10.4 17.0
年に数回程度 9.8 9.8 6.2 7.8 13.2 18.9 18.8 12.0
まったく読まない 23.9 18.6 13.6 12.7 23.7 16.0 21.2 17.0

資料:笹川スポーツ財団「10代のスポーツライフに関する調査」2012

青少年のスポーツライフ・データ2010

当財団では2001年から4年ごとに10~19歳を対象にした全国調査を実施しています。
「青少年のスポーツライフ・データ2010」では、全国10代(10~19歳)の男女3,000人を対象に実施しました。最新の結果の中からポイントをご紹介します。

『青少年のスポーツライフ・データ2010』

仕様
A4判/184ページ
価格
価格2,000円+消費税
発行
2010年1月

詳細はこちら

10代の運動・スポーツ実施の二極化が進展

本調査では、10代の運動・スポーツ活動を「学校の部活動や休み時間の活動は含めるが、学校の体育の授業や学校行事のキャンプなどは含めない」と定義し、スポーツのみならず、広く「運動・スポーツ」活動としてたずねています。

わが国の10代は、どれくらい運動・スポーツを行っているのでしょうか。過去1年間の運動・スポーツの実施頻度(回数)をまとめたのが図1です。前々回の2002年調査、前回の2006年調査の結果とあわせて報告しています。

学校の授業以外で過去1年間に運動・スポーツを週7回以上実施している者が2006年調査の28.5%から31.4%に増加し、過去1年間に授業以外に全くからだを動かしていない「非実施者」が、11.7%から14.4%へと増加しています。2006年調査では二極化解消の兆しがみえていましたが、今回の調査では反対に実施頻度の二極化が進展する結果が確認されました。

【図1】運動・スポーツ実施頻度の年次比較(頻度別)

資料:笹川スポーツ財団「10代のスポーツライフに関する調査」2010

  • ※2009年のデータは過去の調査との比較のため、上位3種目のみを分析対象としている

10代の人気種目はここ8年で変化なし

表1は性別に過去1年間における「よく行った」(実施頻度の高い)運動・スポーツ種目の上位20種目を過去2回の調査と比較したものです。男子では「サッカー」「野球」「バスケットボール」の種目が3回の調査すべてで上位に位置し、『御三家』といえるでしょう。また、女子では「バドミントン」「バレーボール」「バスケットボール」が順位は入れ替わりつつも、3回の調査すべてで上位に位置しており、こちらも男子同様、『御三家』といえます。10位までの種目をみると、「サッカー」「野球」は男子に、「バドミントン」「バレーボール」は女子にそれぞれ圧倒的な人気を誇る種目であり、「バスケットボール」「水泳(スイミング)」「筋力トレーニング」「ジョギング・ランニング」は男女ともに人気のある種目といえるでしょう。

【表1】過去1年間に「よく行った」運動・スポーツ種目の年次比較(性別:複数回答)

(%)

順位 2001年男子(n=622) 順位 2005年男子(n=829) 順位 2009年男子(n=909)
1 サッカー 28.9 1 サッカー 35.0 1 サッカー 34.8
2 野球 27.8 2 野球 27.1 2 野球 30.7
3 バスケットボール 22.3 3 バスケットボール 16.6 3 バスケットボール 18.7
4 筋力トレーニング 12.2 4 卓球 10.9 4 筋力トレーニング 12.2
5 水泳(スイミング) 11.6 5 筋力トレーニング 9.7 5 ジョギング・ランニング 12.0
6 ジョギング・ランニング 10.9 6 水泳(スイミング) 9.3 6 キャッチボール 11.4
7 卓球 8.7 7 キャッチボール 8.2 7 水泳(スイミング) 11.2
8 ボウリング 8.2 8 ドッジボール 8.0 8 卓球 10.7
9 バレーボール 5.8 9 ジョギング・ランニング 7.5 9 ドッジボール 8.5
10 バドミントン 5.6 10 テニス(硬式) 7.1 10 バドミントン 7.4
順位 2001年女子(n=559) 順位 2005年女子(n=765) 順位 2009年女子(n=749)
1 バドミントン 21.1 1 バレーボール 23.3 1 バドミントン 21.5
2 バレーボール 17.7 2 バドミントン 19.5 2 バレーボール 19.8
3 バスケットボール 14.7 3 バスケットボール 17.4 3 バスケットボール 17.8
4 ウォーキング 12.3 4 水泳(スイミング) 12.5 4 筋力トレーニング 12.8
5 水泳(スイミング) 11.6 5 ソフトテニス(軟式) 10.3 5 なわとび 12.0
6 なわとび 10.0 6 ドッジボール 9.2 6 ジョギング・ランニング 11.8
7 ジョギング・ランニング 9.1 7 なわとび 8.8 7 ウォーキング 11.5
8 ソフトテニス(軟式) 8.2 8 ジョギング・ランニング 8.2 8 水泳(スイミング) 11.0
9 ボウリング 7.2 9 卓球 7.5 9 ドッジボール 9.6
筋力トレーニング 7.2 10 筋力トレーニング 6.7 10 ソフトテニス(軟式) 8.6

資料:笹川スポーツ財団「10代のスポーツライフに関する調査」2010

  • ※「よく行った」運動・スポーツ種目:過去1年間に行った運動・スポーツのうち、実施回数の多い種目
  • ※2009年のデータは過去の調査と比較のため上位3種目のみを分析対象としている

好きなスポーツ選手 男子は「イチロー」、女子は「真央ちゃん」

10代に好きなスポーツ選手1名とその種目を記入するように求めたところ、全体の74.4%にあたる1,480名からの回答が得られました。回答は多様で、284の選手名があげられました。

1位は「イチロー」17.2%で、2位以下を大きく引き離していました(表2)。次いで「浅田真央」9.4%、「北島康介」4.1%、「中村俊輔」3.9%でした。上位11名の種目の内訳をみると、野球が3名、サッカーが2名に続いて、フィギュアスケート、水泳、卓球、ゴルフ、バスケットボール、バレーボールが各1名ずつあげられました。男子からは野球とサッカーの選手が、女子からはフィギュアスケート、バレーボールの選手が多くあがりました。

【表2】好きなスポーツ選手(全体・性別)

(%)

順位 全体(n=1,480) 順位 男子(n=784) 順位 女子(n=696)
1 イチロー(野球) 17.2 1 イチロー(野球) 23.1 1 浅田 真央(フィギュアスケート) 19.5
2 浅田 真央(フィギュアスケート) 9.4 2 中村 俊輔(サッカー) 6.3 2 イチロー(野球) 10.5
3 北島 康介(水泳) 4.1 3 クリスティアーノ・ロナウド(サッカー) 4.7 3 北島 康介(水泳) 3.7
4 中村 俊輔(サッカー) 3.9 4 北島 康介(水泳) 4.5 4 福原 愛(卓球) 3.4
5 クリスティアーノ・ロナウド(サッカー) 2.7 5 松坂 大輔(野球) 1.9 5 栗原 恵(バレーボール) 3.2
6 福原 愛(卓球) 2.2 6 小笠原 道大(野球) 1.8 6 安藤 美姫(フィギュアスケート) 2.9
7 坂本 勇人(野球) 1.9 7 坂本 勇人(野球) 1.8 7 五十嵐 圭(バスケットボール) 2.7
8 石川 遼(ゴルフ) 1.8 8 金本 知憲(野球) 1.4 8 石川 遼(ゴルフ) 2.4
9 五十嵐 圭(バスケットボール) 1.6 ダルビッシュ 有(野球) 1.4 9 木村 沙織(バレーボール) 2.0
10 栗原 恵(バレーボール) 1.5 10 青木 宣親(野球) 1.3 坂本 勇人(野球) 2.0
ダルビッシュ 有(野球) 1.5 石川 遼(ゴルフ) 1.3 潮田 玲子(バドミントン) 2.0
リオネイル・メッシ(サッカー) 1.3 高橋 みゆき(バレーボール) 2.0

資料:笹川スポーツ財団「10代のスポーツライフに関する調査」2012


ジョギング・ランニング
15.1
15.1

ジョギング・ランニング
ジョギング・ランニング
ジョギング・ランニング
おにごっこ
おにごっこ
水泳(スイミング)

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