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笹川スポーツ財団 シンポジウム「日本のスポーツガバナンスを考える」

基調講演 「我が国のスポーツガバナンスの向上に向けて」

3.ガバナンスの改善・強化

2つめに、ひとつめに申し上げたような不祥事が起きないようにするため、スポーツ団体における「ガバナンスの改善・強化」についてご説明します。

スポーツ界の透明性や公平・公正性を向上させることは、誰もが安全かつ公正な環境の下でスポーツに参画できる機会を充実させるための基礎条件です。「スポーツ基本法」でもスポーツ団体のガバナンスについて規定を設けております。今後の方向性としては、スポーツに関する活動が法令だけでなく、スポーツの理念に則って推進されなければならないという「コンプライアンス」、団体の意思決定の手続・結果や財務状況等について説明責任を果たさなければならないという「アカウンタビリティ」、代表選手等の選考・懲戒基準や会計規則等について、ルールが作成されなければならないという「ガバナンス」。この3つの観点から取り組んでいくことが必要と考えます。

昨年3月に策定された「スポーツ基本計画」でも「スポーツ団体と協力し、スポーツ団体の組織運営体制の在り方に関するガイドラインを策定することなどにより、ガバナンスを強化し、透明性が高い組織運営体制を整備したスポーツ団体を継続的に増加させる」としております。また、策定したガイドラインに基づく体制整備の状況を補助金の内容等に反映できる仕組みを検討することとしております。

文部科学省としても、今後ともスポーツ団体のガバナンスを高めるために尽力していきたいと考えておりますので、各団体におかれましても、自団体のガバナンスを向上させるよう、積極的に取り組んでいただきますようお願い申し上げます。

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