⽇本財団ボランティアセンター(⽇本財団ボラセン)からのお知らせ
カンボジアの小学校で、スポーツを通じて子どもたちの未来を広げる体験を作る活動です。国際協力、教育支援の現場で活動したい人を募集します!
カンボジアの小学校で、スポーツを通じて子どもたちの未来を広げる体験を作る活動です。国際協力、教育支援の現場で活動したい人を募集します!
カンボジアでは、長引く内戦の中で教育者を含む知識人が大量に粛清されました。教育制度やコミュニティの崩壊など、社会に壊滅的な影響を与え、今でも多方面にその影響が色濃く残っています。
内戦後、教育システムの再建が図られ、現在は音楽、図工、体育などの情操教育の充実に力を入れています。しかし、道具が不足していたり、図工や体育の授業の経験がないことから、先生自身が何を教えたら良いのかが分からない、など、たくさんの課題があります。また、ポル・ポト政権下の強制移住などの負の遺産として、コミュニティでの協働・団結をすることにむずかしさがある様子が見受けられます。
現在のカンボジアは、過去10年でGDPが2倍になるなど、目覚ましい経済発展をとげていますが、首都プノンペンと地方の経済格差が大きいことも社会課題の一つです。地方には、大きな産業もなく、電気、水道、道路の舗装も行き届いていないという現状があります。
当プログラムでは、地方の村の小学校に通う子どもたちとその家族、地域の方々を交えた「運動会」を実施します。渡航前から運動会の企画・準備をし、渡航後には子どもたちと練習をして、スポーツを通じてチームで力を合わせる協調性や達成感などを学ぶプログラムを実施します。