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「スポーツ・フォー・オール」の理念を共有する国際機関や日本国外の組織との連携、国際会議での研究成果の発表などを行います。また、諸外国のスポーツ政策の比較、研究、情報収集に積極的に取り組んでいます。

10代のバスケットボール人口

10代(小中高生、大学生など)のバスケットボール人口は243万人/男性:155万人/女性:89万人
 バスケット人口

 笹川スポーツ財団では、2025年6月から7月にかけて「子ども・青少年のスポーツライフ・データ(4~21歳のスポーツライフに関する調査)」を実施しました。10代(小中高生、大学生など)のバスケットボール人口(実施人口)は243万人、男子155万人、女子89万人と推計されます。

 この「子ども・青少年のスポーツライフ・データ」の中から、10代のバスケットボール人口(実施人口)・実施率の推移を解説します。

1.年1回以上の「バスケットボール」実施率の推移(2001~2025年):全体・性別(10~19歳)

 2025年の年1回以上の実施率は全体22.7%、男子28.2%、女子17.1%であった。調査開始の2001年と比較すると全体は5.9ポイント減(28.6%→22.7%)、男子は6.6ポイント減(34.8%→28.2%)、女子は5.0ポイント減(22.1%→17.1%)となった。実施率の推移をみると、全体、男女ともに2005年から2011年にかけて低下し、その後2015年まで上昇したが、2017年には再び減少に転じ、多少の増減はあるものの減少傾向が続いている。

表1 年1回以上の「バスケットボール」推計人口・実施率の推移(2001~2025年):全体・性別 (10~19歳)
    2001 2005 2009 2011 2013 2015 2017 2019 2021 2023 2025
全体 実施率(%) 28.6 28.6 26.3 23.8 25.9 28.1 26.8 23.7 20.6 24.4 22.7
推計人口(万人) 393 368 319 286 309 333 311 270 230 267 243
男子 実施率(%) 34.8 32.7 30.5 29.5 32.2 34.7 31.7 30.5 24.0 29.4 28.2
推計人口(万人) 245 215 189 181 196 210 188 178 137 165 155
女子 実施率(%) 22.1 24.6 22.0 18.0 19.0 21.3 21.2 16.4 17.0 18.9 17.1
推計人口(万人) 148 154 130 105 111 123 120 91 92 101 89

注1)推計人口は住民基本台帳の10代人口(人)に実施率(%)を乗じて算出
注2)推計値を算出する際に端数が発生するため、全体の人口と男子・女子を合計した人口は必ずしも一致しない
笹川スポーツ財団「子ども・青少年のスポーツライフに関する調査報告書」(2001~2025)より作成

 2025年の10代(小中高生、大学生など)のバスケットボールの推計人口は243万人である。2001年の393万人から150万人程度減少した。男子は2001年245万人、2025年155万人と90万人ほど減少し、女子は2001年148万人から約60万人減の89万人と見込まれる。

2.年1回以上の「バスケットボール」実施率の推移(2001~2025年):年代別(10~19歳)

 年1回以上の年代別の実施率をみると、2025年では小学生年代(10,11歳)27.8%が最も高く、続いて高校生年代(15~17歳)22.0%、中学生年代(12~14歳)21.2%、大学生年代(18,19歳)16.3%となり、2019年以降は小学生年代が最も高い。中学生年代は2001~2013年までほかの年代よりも高い実施率を示していたが、その後は減少が続き2023年には高校生年代との差が縮小した。大学生年代は2005~2017年まで20%前後で推移したのち、2019年以降は15%程度の横ばいとなっている。

表2 年1回以上の「バスケットボール」実施率の推移(2001~2025年):年代別(10~19歳)(%)
    2001 2005 2009 2011 2013 2015 2017 2019 2021 2023 2025
全体 小学生年代(10,11歳) 29.8 28.6 26.5 22.4 29.3 34.0 29.6 28.0 24.5 30.0 27.8
中学生年代(12~14歳) 38.4 33.7 32.7 29.4 29.5 33.6 32.2 26.5 23.4 24.9 21.2
高校生年代(15~17歳) 23.4 28.4 24.8 23.8 24.6 25.8 22.7 21.9 18.3 23.3 22.0
大学生年代(18,19歳) 21.8 19.4 18.4 18.1 19.1 20.3 18.8 14.7 14.2 15.6 16.3
男子 小学生年代(10,11歳) 33.6 29.3 25.9 24.1 35.7 40.5 34.9 34.0 29.0 36.0 31.7
中学生年代(12~14歳) 42.9 35.8 36.4 36.7 34.9 39.3 36.5 33.7 26.8 31.3 28.5
高校生年代(15~17歳) 31.1 33.7 31.6 31.3 32.2 32.8 27.3 30.0 22.8 28.6 27.6
大学生年代(18,19歳) 30.2 29.5 23.0 22.4 24.2 26.0 24.0 19.5 13.9 17.3 20.8
女子 小学生年代(10,11歳) 26.2 27.9 27.1 20.5 21.6 27.8 23.8 21.8 19.6 23.3 23.6
中学生年代(12~14歳) 33.7 31.8 29.0 22.6 23.6 26.3 26.8 17.9 19.9 18.1 13.4
高校生年代(15~17歳) 15.2 23.3 17.3 15.9 16.4 18.4 17.8 13.2 13.9 18.3 16.5
大学生年代(18,19歳) 12.3 9.2 13.9 13.9 14.0 15.9 13.3 9.4 14.5 13.5 11.2

笹川スポーツ財団「子ども・青少年のスポーツライフに関する調査報告書」(2001~2025)より作成

 男子の年1回以上の実施率をみると、2025年は小学生年代31.7%が最も高く、中学生年代28.5%、高校生年代27.6%、大学生年代20.8%と続く。2015年以降、小学生年代から大学生年代まで減少傾向が続いている。特に小学生年代と中学生年代で大きく減少し、それぞれ8.8ポイント(40.5%→31.7%)、10.8ポイント(39.3%→28.5%)低下した。
女子の実施率をみると、2025年は小学生年代23.6%が最も高く、高校生年代16.5%、中学生年代13.4%、大学生年代11.2%の順であった。中学生年代では2017年以降減少傾向にあり、2025年は2017年から半減して過去最低の13.4%となった。そのほかの年代では、多少の増減を繰り返しながらも、横ばいで推移している。

3.週1回以上の「バスケットボール」実施率の推移(2001~2025年):全体・性別(10~19歳)

 全体の週1回以上の実施率は、2001年からピークの2017年(13.0%)まで増加傾向であり、その後は多少の増減はあるものの横ばいで推移している。男子ではコロナ禍の2021年に一時的な減少がみられたものの、2015年以降はおおむね横ばいで推移している。女子は2009年(11.9%)をピークとして減少傾向が続き、2025年は調査開始以降最も低い6.9%となった。

表3  週1回以上の「バスケットボール」実施率の推移(2001~2025年):全体・性別 (10~19歳)
    2001 2005 2009 2011 2013 2015 2017 2019 2021 2023 2025
全体 実施率(%) 9.4 11.0 12.8 11.5 10.9 11.9 13.0 11.5 8.8 12.0 10.7
推計人口(万人) 129 141 155 138 130 141 151 131 98 131 115
男子 実施率(%) 10.6 11.3 13.6 13.5 13.3 15.3 16.1 14.9 10.3 15.8 14.4
推計人口(万人) 74 74 84 83 81 93 96 87 59 89 79
女子 実施率(%) 8.0 10.7 11.9 9.6 8.3 8.4 9.6 7.8 7.2 7.9 6.9
推計人口(万人) 54 67 71 56 48 48 54 43 39 42 36

注1)推計人口は住民基本台帳の10代人口(人)に実施率(%)を乗じて算出
注2)推計値を算出する際に端数が発生するため、全体の人口と男子・女子を合計した人口は必ずしも一致しない
笹川スポーツ財団「子ども・青少年のスポーツライフに関する調査報告書」(2001~2025)より作成

「子ども・青少年のスポーツライフ・データ2025」調査概要

4~11歳のスポーツライフに関する調査 12~21歳のスポーツライフに関する調査
調査対象 母集団 全国の市区町村に在住する4~11歳 全国の市区町村に在住する12~21歳
標本数 2,400人 3,000人
抽出方法 層化二段無作為抽出法
調査方法 訪問留置法による質問紙調査(4~11歳は個別聴取法併用)
調査時期 2025年6月28日~7月23日
有効回収数(率) 1,320(55.0%) 1,438(47.9%)
主な調査項目 運動・スポーツ実施状況、運動・スポーツ施設、スポーツクラブ・運動部、習いごと、スポーツ観戦、スポーツボランティア、好きなスポーツ選手、健康認識・生活習慣、身体活動、個人属性 等
データの使用申請

最新の調査をはじめ、過去のスポーツライフ・データのローデータ(クロス集計結果を含む)を提供しています。

活用例

  1. 政策立案:所属自治体と全国の比較や調査設計に活用(年齢や性別、地域ごとの特徴を把握)
  2. 研究:研究の導入部分の資料や仮説を立てる際に活用(現状の把握、問題提起、仮説、序論)
  3. ビジネス:商品企画や営業の場面で活用(市場調査、データの裏付け、潜在的なニーズの発見)
テーマ

スポーツライフ・データ

キーワード
年度

2025年度

担当研究者