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スポーツライフ・データ

スポーツライフ・データ2018

笹川スポーツ財団では、2018年7月から8月にかけて「スポーツライフに関する調査」を、全国18歳以上の男女3,000人を対象に実施しました。本調査は、1992年から2年ごとに実施している全国調査で、今回で14回目(2014年までは20歳以上、2016年以降は18歳以上を調査対象としている)。 過去26年分のわが国成人のスポーツライフの動向を把握することが可能です。最新の結果の中からポイントをご紹介します。

『スポーツライフ・データ2018』

仕様
A4判/208ページ
価格
3,000円+消費税
発行
2018年12月31日

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元データを提供しています

調査結果

  • 運動・スポーツ実施状況
    週1回以上の運動・スポーツ実施率は57.9%に上昇、高頻度・高強度実施者が増加

週1回以上の運動・スポーツ実施率は、1992年の23.7%から漸増を続けていたが、2012年の59.1%を ピークに2016年までわずかに減少傾向へと転じ、定常状態となっていた。今回の2018年調査では再び1.9ポイント上昇し、57.9%となった。
本調査では、週2回以上、実施時間1回30分以上、運動強度「ややきつい以上」という3条件をクリアする高頻度・高強度実施者をアクティブ・スポーツ人口と定義し、その割合を追跡している。今回の2018年調査では20.7%となり、2012年の過去最高値20.0%を更新した。

  • スポーツボランティアの実施状況
    スポーツボランティアの実施率は6.7%で横ばい

過去1年間にスポーツボランティアを行ったことが「ある」と回答した者は全体の6.7%で、前回の2016年調査と同率であった。本調査を開始した1990年代から現在に至るまで6~8%台の範囲を推移している。

  • スポーツ観戦状況
    直接スポーツ観戦率31.8%、種目別1位「プロ野球」13.7%

過去1年間にスタジアムや体育館等で直接スポーツを観戦した者は全体の31.8%(前回比:1.1ポイント減)であった。直近10年間の直接スポーツ観戦率は30%台前半で推移している。
種目別の直接スポーツ観戦状況は、1位「プロ野球」13.7%、2位「高校野球」5.8%、3位「Jリーグ(J1、J2、J3)」5.5%、4位「マラソン・駅伝」3.8%、5位「サッカー(高校、大学、JFLなど)」1.9%と続く。

【表1】種目別直接スポーツ観戦状況の推移(複数回答)

順位 観戦種目 2018年(n=3,000) 2016年(n=3,000)
観戦率
(%)

推計観戦人口
(万人)

観戦回数
(回/年)

推計動員数
(①×②)
(万人)
観戦率
(%)

推計観戦人口
(万人)

観戦回数
(回/年)

推計動員数
(④×⑤)
(万人)
1 プロ野球(NPB) 13.7 1,452 2.09 3,035 15.6 1,654 2.33 3,860
2 高校野球 5.8 615 3.03 1,863 5.5 587 3.21 1,883
3 Jリーグ(J1、J2、J3) 5.5 580 2.82 1,634 5.3 562 3.13 1,757
4 マラソン・駅伝 3.8 399 1.34 535 3.9 413 1.42 589
5 サッカー
(高校、大学、JFLなど)
1.9 198 7.14 1,413 2.4 251 3.20 803
6 プロバスケットボール(Bリーグ) 1.7 184 1.65 303 0.8 88 2.36 208
7 アマチュア野球
(大学、社会人など)
1.6 170 3.37 572 1.5 163 2.37 385
8 バスケットボール
(高校、大学、WJBLなど)
1.5 159 3.38 537 1.4 145 3.98 576
大相撲 1.5 155 1.36 211 1.2 124 1.15 142
10 プロゴルフ 1.2 127 1.28 163 1.3 141 1.80 254

注1)2018年の推計観戦人口:18歳以上人口の106,011,547人(2017年1月1日現在の住民基本台帳より)に観戦率を乗じて算出。

注2)2016年の推計観戦人口:18歳以上人口の106,300,916人(2015年1月1日現在の住民基本台帳より)に観戦率を乗じて算出。

資料:笹川スポーツ財団「スポーツライフに関する調査」2018 (p.110 【表4-1】)

■研究担当者コメント

  1992年に開始した隔年実施の本調査は、今回の2018年調査で14回目となる。年1回以上の運動・スポーツ実施率は74.0%(前回比:1.6ポイント増)、週1回以上57.9%(前回比:1.9ポイント増)となり、上昇傾向が認められた。特に中高年者における実施率の上昇が顕著であり、全体の実施率を押し上げている。「散歩(ぶらぶら歩き)」「ウォーキング」「体操(軽い体操、ラジオ体操など)」「筋力トレーニング」など、健康志向の高まりから個人でも気軽にできるエクササイズ系の種目の実施率が高い。

  今回の調査結果から、非実施者は運動・スポーツへの興味・関心が低く、年数回・月数回程度の低頻度実施者は家族や仲間との活動が運動・スポーツの主な機会となっていると推察された。また、週1回以上の高頻度実施者であっても高い強度の激しい運動・スポーツばかりを実施しているわけではなく、低頻度実施者とさほど変わらない緩やかな運動・スポーツ活動を日常化している点に特徴がみられる。

  運動・スポーツがより身近な活動となり、日常化・習慣化につながるよう、個人への啓発活動とともに、地域や職場などのコミュニティを巻き込んだ取り組みの有効性が示唆された。

【笹川スポーツ財団 スポーツ政策研究所 副主任研究員 山田 大輔

スポーツライフに関する調査2018 概要

  • 調査対象
    1)母集団;全国の市区町村に居住する満18歳以上の男女
    2)標本数;3,000人
    3)地点数;300地点(大都市88地点、人口10万人以上の市122地点、人口10万人未満の市65地点、町村25地点)
    4)抽出方法;割当法
  • 調査時期
    2018年7月6日~8月10日
  • 調査方法
    訪問留置法による質問紙調査
    (調査員が世帯を訪問して調査票を配布し、一定期間内に回答を記入してもらい、調査員が再度訪問して調査票を回収する)
  • 調査内容

    1)運動・スポーツ実施状況:
    過去1 年間に1 回以上実施した種目、過去1 年間でよく行った主な5 種目、実施頻度、実施時間、運動強度、今後行いたい運動・スポーツ種目、今後最も行いたい運動・スポーツ種目

    2)運動・スポーツ施設:
    利用施設・場所、施設のタイプ

    3)スポーツ観戦:
    直接スポーツ観戦、直接スポーツ観戦種目、直接スポーツ観戦頻度、今後直接観戦したいスポーツ種目、テレビ観戦、テレビ観戦種目、今後テレビで観戦したいスポーツ種目、インターネット観戦、インターネット観戦種目、今後インターネットで観戦したいスポーツ種目、身近なスポーツの観戦、身近なスポーツの観戦希望、好きなスポーツ選手(種目名含む)、eスポーツの認知度、eスポーツに関する考え

    4)スポーツボランティア:
    スポーツボランティア活動、活動内容、活動頻度、経緯、潜在活動、活動希望、希望する活動内容、スポーツ以外のボランティア活動、スポーツ以外のボランティア活動の内容

    5)2020 年東京オリンピック・パラリンピック:
    直接観戦したい種目、ボランティア活動希望、希望する活動内容

    6)スポーツクラブ・同好会・チーム:
    加入状況、加入スポーツクラブ・同好会・チームの種類、加入希望、加入を希望するスポーツクラブ・同好会・チームの種類

    7)スポーツ活動歴:
     運動部・クラブへの加入経験、実施種目

    8) 生活習慣・健康:
    朝食の摂取、喫煙、平日・休日の就寝時刻・起床時刻、睡眠、体力の主観的評価、座位時間、インターネット依存、スポーツ以外の活動

    9)個人的属性:
    年齢、性別、身長、体重、婚姻、家族構成、住居の形態、近隣の環境、職業、最終学歴、世帯年収

    10)自由記述:
    スポーツへの思い、スポーツの普及や発展に関する意見

  • 回収結果
    3,000人(男性:1,491人、女性:1,509人)

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活用例

①政策立案 所属自治体と全国の比較や調査設計に活用(年齢や性別、地域ごとの特徴をの把握)

②研究   研究の導入部分の資料や仮説を立てる際に活用(現状の把握、問題提起、仮説、序論)

③ビジネス 商品企画や営業の場面で活用(市場調査、データの裏付け、潜在的なニーズの発見)


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全国の18歳以上のスポーツライフについて調査しました。

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全国の4~21歳のスポーツライフについて調査しました。

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