検討テーマ
- 市民協働
- コミュニティの活性化
- 多様な主体のまちづくりへの参画
構成メンバー
(主な意見)
・課題の方向性について異論はない。
・若い世代の参画を妨げる要因には「負担感」・「やらされ感」・「強制感」があるのではないか。
・自治会やコミュニティの活動内容が分かりにくい点も参加のハードルが高くなっている原因ではないか。
・若い会社員にとっては仕事以外の時間を確保するのはハードルが高い。
・インターネットやSNSを通じて、簡単に自分好みのコミュニティとつながれる時代にあえて手間をかけて、地域コミュニティに参加する理由を見出すことが難しいのではないか。
・適切なコーディネーターの存在や、関心領域とつながるテーマ設定があれば活動への参加意欲は高まるのではないか。
(主な意見)
【議論① 若者がまちづくりに参画しにくい要因(阻害要因)】
・地域活動は「強制」「抜けられない」という空気感があり、参加のハードルが高い。
・「やらされ感」「目的の不明瞭さ」から、やりがいが感じられず参加意欲が湧かないのではないか。
・情報発信が足りておらず、活動内容や意義が若者に届いていない可能性がある。
・若者は仕事・家庭・趣味などに忙しく、まちづくりへの参画を優先しづらい。
【議論① 若者をまちづくりに参画しやすくする要因(促進要因)】
・興味・関心に応じたテーマ(音楽、アートなど)があれば参加意欲が高まるのではないか。
・小規模コミュニティのように、顔が見える関係性が土台にあると参加しやすい。
・地域特有の超ローカル情報(例:評判の病院情報)など、独自のメリットがあると参加したい若者が増えるのではないか。
・困りごと(子育て、防災など)を共有・解決する手段として、コミュニティが機能するのではないか。
・活動の中で「自分の貢献が実感できること」が、満足感・継続意欲につながるのではないか。
【議論② 若者がまちづくりに自然と参画できるようになるために必要な変化】
・「まちづくり」のハードルを下げ、楽しい・やりたいことから始まる仕組みを構築する必要がある。
・趣味・関心を起点に世代を超えてつながる場をつくる。(スポーツ、アート、音楽など)
・「一緒に考える/一緒にやる」参加型の体制にすべきではないか。(委託→受託型からの脱却)
・「コーディネーター」や「つなぎ役」が重要ではないか。
・コミュニティで提供できる「自己肯定感」や「承認される場」が若者の心に刺さる可能性があるのではないか。
・企業や市役所などが、社員や職員の地域活動への参加を制度的に後押しする仕組みがあれば良いのではないか。
・「コミュニティに参加することで得られるもの(メリット)」が明確化されていることが重要ではないか。