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「スポーツ・フォー・オール」の理念を共有する国際機関や日本国外の組織との連携、国際会議での研究成果の発表などを行います。また、諸外国のスポーツ政策の比較、研究、情報収集に積極的に取り組んでいます。

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日本のスポーツ政策についての論考、部活動やこどもの運動実施率などのスポーツ界の諸問題に関するコラム、スポーツ史に残る貴重な証言など、様々な読み物コンテンツを作成し、スポーツの果たすべき役割を考察しています。

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第16回欧州スポーツ閣僚会議が閉幕しました

16th Conference of Ministers responsible for Sport

16th Conference of Ministers responsible for Sport 公式ページ

2020115日以来オンラインで3カ月にわたり開催されていた第16回欧州スポーツ閣僚会議が、2021211日の「クロージング Closing Session」をもって閉幕しました。

<プログラム>

2020年11月5日
オープニング Opening Session
11月5日
テーマ1 
欧州のスポーツ政策へのアプローチ:新ヨーロッパスポーツ憲章の改定
A European approach to sport policies: the revision of the European Sports Charter
12月7日
テーマ2 
スポーツと人権 Human rights in sport
2021年1月15日
閣僚会議 Ministerial Round Table
2月11日
クロージング Closing Session

テーマ別セッションでは、各国の行政機関、地方自治体、国際スポーツ団体、民間事業者など、スポーツに携わるさまざまなステークホルダーが招かれ、それぞれのテーマについて意見を述べました。その後、年明け115日に行われた閣僚会議では、28ヵ国ならびに9つのスポーツ組織の代表がオンライン上で声明を発表しました。

最終的に採択された決議の中では、それぞれのテーマに関して今回の会議の中で論点となった内容が記された上で、スポーツ閣僚の声明、スポーツに関する拡大部分協定(EPAS)・閣僚委員会(欧州評議会の意思決定機関)・欧州評議会加盟国への要請事項などが示されました。

16回欧州スポーツ閣僚会議 決議内容(英語)
https://rm.coe.int/msl16-10-final-compendium-of-resolutions/1680a164bd 

なお、テーマ1で取り上げられた「新ヨーロッパスポーツ憲章の改定」に関しては、今回の会議の内容も踏まえて、今後もEPASが中心となって改定案の加筆・修正が行われ、最終的には20219月に最終改定案が欧州評議会の閣僚委員会にかけられる見込みです。それに先立ち、SSFでは改定のポイントや今後のプロセスを紹介する記事の公開を2月下旬に予定しています。

欧州評議会 第16回欧州スポーツ閣僚会議 公式ページ
Council of Europe “16th Conference of Ministers responsible for Sport”

https://www.coe.int/en/web/sport/msl16#main-content

第16回欧州スポーツ閣僚会議が開幕しました
https://www.ssf.or.jp/news/fy2020/011123.html